【実践知 文化改革編】②なぜ1対1対話を選択したのか

前章で述べたように、文化・風土は一斉教育だけでは変わりません。

同じ教育を受けても、受け止め方や抱えている課題は一人ひとり異なります。

だからこそ私は、一人ひとりと向き合い、それぞれの考え方や価値観に合わせて支援することが必要だと考えました。

その結果、私が選択した方法が、コーチングスタイルによる11対話です。

この取り組みでは、一方的に答えを教えるのではなく、対話を通じて「自ら考える力」を育てることを目的としました。

「なぜそう考えたのか。」

「他に方法はないのか。」

「本来の目的は何だったのか。」

このような問い掛けを通して思考プロセスを整理し、自ら答えを導き出せるよう支援しました。

また、役割によって求められる考え方や視点は異なります。

そのため、担当者向けリーダー(上司)向けのカリキュラムをそれぞれ準備し、それぞれの立場に応じた内容で実施しました。

▶ 1対1対話カリキュラムはこちら

この取り組みは強制ではありません。

本人の意思を尊重し、「成長したい」という気持ちを大切にしながら進めました。

私は、人は「やらされる教育」では大きく変わらないと考えています。

自ら考え、自ら気付きたいと思ったとき、本当の成長が始まるのです。

しかし、本当に人が変わるのは、知識を理解したときではありません。

現場で実践し、自ら体感したときに初めて行動が変わります。

次章では、その「体感」がどのように人を成長させたのかをご紹介します。

金言>人は教えられて育つのではない。
自ら考え、自ら気づいたとき、本当の成長が始まる。

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