【仕事力・先読み力編】②手段を目的にするな

仕事をしていると、

いつの間にか目的を忘れ、手段そのものが目的になってしまうことがあります。

これは、どの会社でもよく見かける「あるある」です。

例えば、改善活動。

「5Whyを実施しました。」「FMEAを作成しました。」「設計レビューを実施しました。」

ここで安心してしまう人がいます。

しかし、本当に大切なのは、

問題が解決したかどうかです。

5Whyをやることが目的ではありません。

FMEAを書くことが目的でもありません。

問題を未然に防ぎ、品質を向上させることが本来の目的です。

設計でも同じです。

CADで図面を書き終えれば仕事が終わりではありません。

設計の目的は、図面を完成させることではなく、お客様が安心して使える製品をつくることです。

図面がきれいでも、製造しにくい。調整しにくい。保守しにくい。市場で故障する。

これでは設計の目的を果たしたとは言えません。

営業でも同じです。

訪問件数を増やすことが目的ではありません。

商談をすることが目的でもありません。

お客様の課題を解決し、信頼を築くことが目的です。

件数だけを追い掛けていると、本来の目的を見失ってしまいます。

私は仕事をするとき、

いつも自分に問い掛けます。「この仕事の本当の目的は何だろう。」

この問いを持つだけで、

やるべきことも、やらなくてよいことも見えてきます。

目的が明確になれば、手段はいくらでも変えることができます。

しかし、手段が目的になってしまうと、改善も成長も止まってしまいます。

このようなお悩みはありませんか?

•会議は多いのに成果が出ない。

•改善活動をしているのに改善されない。

•ツールは導入したのに仕事が楽にならない。

•忙しいのに成果につながらない。

その原因は、手段が目的になっているからかもしれません。

金言>目的を見失うと、手段は仕事を増やす。目的が明確なら、手段は仕事を減らす。

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