【仕事力・先読み力編】③事実と憶測は区別して考えよ

仕事がうまく進まない原因の一つに、

事実と憶測を混同してしまうことがあります。

これは現場でもよくある話です。

例えば、装置が停止しました。

部品を分解すると、ある部品が壊れていました。

すると、

「原因が分かりました。この部品が原因です。」という報告を耳にすることがあります。

しかし、本当にそうでしょうか。

部品が壊れていたことは事実です。

しかし、「その部品がトラブルの原因だった。」というのは、まだ推測です。

本当に原因なら、

その部品が壊れたことで、

今回のトラブルが発生したことを説明できなければなりません。

つまり、辻褄が合うストーリーになっているかを確認する必要があります。

もし説明できなければ、その部品は結果であり、真の原因ではないかもしれません。

優秀なエンジニアは、

トラブルが起きると、

すぐに数本の仮説を頭の中で考えます。

そして、

「この仮説なら、この現象も説明できる。」

「この仮説なら、このデータと矛盾する。」

というように、一つずつ事実と照らし合わせながら絞り込んでいきます。

つまり、

最初から一つの答えを信じるのではなく、

事実で仮説を検証しているのです。

これは技術だけではありません。

営業でも、「お客様は価格が高いから買わない。」と思っていても、

実際は納期が問題だったかもしれません。

管理でも、

「部下のやる気がない。」と思っていても、

本当は目的が伝わっていないだけかもしれません。

思い込みで判断すると、対策も間違ってしまいます。

私は仕事を進める時、まず事実を整理します。

推測は悪いことではありません。
推測は仮説として扱い、事実で検証することが大切です。

その上で、「私はこう考える。」という仮説を立てます。

そして、新しい事実が出てきたら、仮説を修正します。

この繰り返しが、正しい判断につながります。

このようなお悩みはありませんか?

•思い込みで判断してしまう。

•同じトラブルを繰り返す。

•原因が分かったと思ったのに再発する。

•会議で議論がかみ合わない。

その多くは、事実と憶測が混ざっていることが原因です。

金言>事実は一つ

このような課題の多くは、能力不足ではなく、仕事の中身に原因があります。

SPE Partnersでは、半導体製造装置開発で培った実践経験をもとに、仕事の進め方を分析し、価値を生む仕事へ転換するための改善・実行型コンサルティングをご提供しています。

現状の課題を整理し、仕事の質を高める仕組みづくりまで、実行を含めてご支援いたします。

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