【本質思考編】⑪壁打ちとは、答えをもらうことではない

「壁打ちをお願いしたい。」最近、この言葉を耳にする機会が増えました。

しかし、私は少し気になることがあります。

それは、壁打ちを、答えをもらう場だと思っている人が意外と多いことです。

私は、壁打ちとは、そのようなものではないと考えています。

例えば、「この戦略で良いでしょうか。」という相談を受けたとします。

私は、すぐに「良いです。」「やめた方がいいです。」とは答えません。

まず、目的を確認します。何を実現したいのか。何に困っているのか。

他の選択肢は考えたのか。その前提を一緒に整理していきます。

すると、多くの場合、答えは私が出すのではありません。

相手自身が見つけていきます。

話しているうちに、思考が整理されます。

思い込みに気付きます。優先順位が見えてきます。

そして、「そういうことだったのか。」と、自分で答えにたどり着きます。

私は、この瞬間こそ、壁打ちの価値だと思っています。

人は、他人から与えられた答えでは、最後まで迷いが残ります。

しかし、自分で考え、自分で納得した答えは、迷いなく行動できます。

だから、壁打ちは、答えを教える場ではありません。

自分自身の答えを見つける場なのです。

私はコンサルティングでも、答えを押し付けることはありません。

考え方を伝え、問いを投げ掛け、

一緒に整理する。

その結果として、相手自身が納得し、行動へ移せることを大切にしています。

それが、本当に実行できる戦略につながると考えています。

このようなお悩みはありませんか?

•判断に迷って前へ進めない。

•誰かに正解を教えてほしいと思ってしまう。

•頭の中が整理できない。

•自分の考えに自信が持てない。

•納得して決断したい。

このような時こそ、壁打ちは有効です。

私は、答えを提示するのではなく、

一緒に考えながら、本質へ近づくお手伝いを大切にしています。

金言>壁打ちとは、答えをもらうことではない。自分自身の答えを見つけることである。

本当に価値のある壁打ちとは、相手を説得することではありません。

相手が考え、納得し、自ら行動できる状態になることです。

私は、その対話の積み重ねが、経営者やリーダーの判断力を育て、企業の未来をつくると考えています。

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