【本質思考編】⑧本質を見る力とは何か

仕事では、

「もっと本質を見なさい。」という言葉を耳にすることがあります。

しかし、本質を見る力とは、一体何でしょうか。

私は、

本質を見る力は特別な才能ではないと思っています。

日々の仕事の中で育てていく思考プロセスだと考えています。

私は、本質を見る力は知識の量では決まらないと思っています。

もちろん知識は必要です。

しかし、

知識だけでは本質は見えてきません。同じ知識を持っていても、

問題の本質を素早く見抜く人もいれば、表面的な現象だけを見てしまう人もいます。

その違いは、

どのような思考プロセスで物事を見ているか。

そこにあると考えています。

経験には、大きく二つあります。

一つは、上司や先輩から教えられる経験です。

仕事の進め方や技術、手法など、多くのことはここから学びます。

もう一つは、自分自身で育てる経験です。

仕事の中で考え、失敗し、振り返り、また考える。

その積み重ねの中で、自分だけの思考プロセスが育っていきます。

私は、この経験こそが本質を見る力につながると考えています。

思考プロセスは、

教科書には載っていません。

「なぜそう考えたのか。」「なぜその判断に至ったのか。」

そこまで体系的に教えられる機会は多くありません。

私自身も、若い頃に教えられた経験はありませんでした。

だから私は、仕事を通して人の行動を観察し、

「この人は、どのような思考でこの行動を選んだのだろう。」

と考え続けてきました。

その積み重ねが、自分自身の思考プロセスを育てることにつながりました。

私は、

思考プロセスを教えたとは思っていません。伝えたのです。

基本となる考え方や原理を伝える。

そして、

「実際に仕事で使ってみてください。」と伝えます。

その先は、本人が体感する世界です。

同じ話を聞いても、

すぐに行動へ移す人もいます。「なるほど」で終わる人もいます。

しかし、

実際に試し、体感し、「仕事の見方が変わった。」と感じた人は、大きく成長していきます。

一方で、

きっかけを伝えても変わらない人もいます。

結局、成長できるかどうかは、

本人が考え、行動し、体感するかどうかにかかっています。

私は、

本質を見る力とは、

知識を増やすことではなく、

自分で考え続ける習慣の中から育つものだと考えています。

だから私は、答えを教えることよりも、考え方を伝えることを大切にしています。

その考え方を自分で使い、体感し、

自分自身の思考プロセスとして育てた時、初めて本質を見る力になるのだと思います。

このようなお悩みはありませんか?

•知識はあるのに応用できない。

•経験年数の割に判断力が伸びない。

•若手が自ら考えて行動しない。

•ベテランとの仕事の差が埋まらない。

このような場合、

不足しているのは知識ではなく、

思考プロセスを育てる経験なのかもしれません。

私は、答えを示すだけではなく、本質へ近づくための考え方を伝え、

その人自身が成長できるきっかけづくりを大切にしています。

金言>本質を見る力は、知識ではなく、自分で育てた思考プロセスから生まれる。

知識は教えることができます。

しかし、

思考プロセスは、自ら考え、行動し、体感することでしか身に付きません。

私は、その積み重ねが、仕事の質を変え、人を成長させ、

本質を見る力を育てるのだと考えています。

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