キーメッセージ
良品条件とは、良品を作るための管理値(規格幅)である。
この条件をSOPへ反映することで、品質を工程で作り込む。
製造品質は、完成品を最後に検査して作るものではありません。
重要なのは、「どの条件なら良品になるのか」を決め、その条件どおりに製造することです。
これが工程良品条件です。
例えば、
•接着剤塗布量:○○±X g
•締付トルク:○○±X N・m
•ベルトテンション:○○±X N
など、良品を定義する管理値(規格幅)を決めます。

良品条件はSOPへ反映する
⑧では、SOPは説明書ではないと説明しました。
その理由の一つが、工程良品条件をSOPへ反映するためです。
例えば、
「ボルトを締める」だけでは品質は保証できません。
締付トルク:10±1N・mという管理値がSOPへ記載されて初めて、
何を管理すれば良品になるのかが明確になります。
つまり、設計要求→工程良品条件を決める→ SOPへ反映する→条件どおり製造する
という流れで品質を工程へ作り込みます。
品質は数値で管理する
工程良品条件がなければ、
「これくらい締めればよい」、「このくらい塗ればよい」という感覚に頼ることになります。
しかし品質は感覚では管理できません。
良品となる条件を数値化し、SOPへ反映して初めて、誰が作業しても同じ品質を再現できます。
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工程良品条件を決めても、それが継続して守られなければ品質は維持できません。
次は、工程品質とは何かについて説明します。
金言>品質は感覚ではなく、管理値で作る。
良品条件をSOPへ反映して初めて、品質は工程で作り込まれる。