【コンサル思想編】⑦開発と製造 対立から対等化

多くの企業で、開発部門と製造部門の間には少なからず対立があります。

開発側は、「もっと性能を上げたい」と考えます。

一方、製造側は、「もっと作りやすくしてほしい」と考えます。

どちらも正しい意見です。

しかし、本来の目的は同じです。

お客様に良い製品を届けることです。

私は開発部門と生産技術部門の両方を経験してきました。

その経験から感じるのは、多くの場合、対立の原因は人ではなく仕組みにあるということです。

製造部門が設計完了後に初めて内容を知る。

これでは問題が発生して当然です。

本来は開発初期段階から製造部門も参加し 組立性、品質、コスト について意見を出すべきです。

一見すると当たり前の話に聞こえるかもしれません。

しかし実際には、製造部門が具体的な目標値を持って開発へ提案しているケースは多くありません。

製造部門も開発部門と対等な主役になりましょう!

 「もっと作りやすくしてほしい」という定性的な要望だけでは改善につながりません。

  現状課題を分析し

   組立時間〇%短縮

   部品点数〇%削減

   品質不良率〇%改善

  といった具体的目標と共に目標達成の為の改善案を出す。製造部門も開発の当事者になります。

 もっと作りやすくしたい;定性的願望から 具体的インプットになります。

 生産の専門家としての発言となります。開発の当事者になります。

 

開発だけがフロントローディングするのではありません。

製造もまた、前工程から積極的に関与することが重要です。

開発と製造が同じ方向を向いたとき、より良い製品が生まれると私は考えています。

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