仕事では、
「何度対策しても同じ問題が起きる。」「改善活動を続けているのに成果が出ない。」
そんな経験をしたことはないでしょうか。
私は長年、開発・製造・品質改善に携わる中で、
問題が解決しない組織には共通点があると感じてきました。
それは、「問題を正しく認識できていないこと」です。
問題が起きると、人はすぐに答えを探そうとします。
対策を考える。会議を開く。管理を強化する。
もちろん、それらが必要な場合もあります。
しかし、本当に解決すべき課題が何なのか。
ここを整理しないまま行動すると、努力しているにもかかわらず、同じ問題を繰り返してしまいます。
私は仕事を進める時、
まず目的を確認します。次に、ゴールを設定します。
そして、現状とのギャップを整理し、何が本当の課題なのかを考えます。
この順番がとても重要です。
私は若い頃、早く答えを出すことが仕事だと思っていました。
しかし、多くの経験を積む中で気付きました。
本当に仕事ができる人ほど、答えを急ぎません。
まず考える。整理する。
目的を確認する。
そして、何を解決すべきか。
そこを明確にしてから動きます。
だから結果として、最小の負荷で、最短で成果へたどり着くことができます。
問題解決とは、対策をたくさん考えることではありません。
本当に解決すべき課題を見極めること。
私は、それが問題解決の第一歩だと考えています。
このようなお悩みはありませんか?
経営者や管理職の方から、このようなお話を伺います。
•同じ問題を何度も繰り返す。
•対策は増えるのに成果が出ない。
•会議ばかり増えて前へ進まない。
•手戻りが多く、忙しい割に成果が上がらない。 問題は見えているのに、本当の原因が分からない。
このような場合、
能力や努力が不足しているのではなく、問題の認識そのものを見直す必要があるかもしれません。
私は、現象だけを見るのではなく、
目的・ゴール・課題を整理し、本当に解決すべきことを明確にするところから伴走しています。
金言>問題を解決する前に、本当に解決すべき課題を見極める。
目的を確認し、ゴールを定め、課題を整理する。
この順番を間違えなければ、問題解決はより確実で、より効率的になります。
私は、
最小の負荷で、最短で成果へ到達するための思考プロセス こそが、本質的な問題解決につながると考えています。
次回予告
しかし、現場ではもう一つ大きな落とし穴があります。
それは、「症状」と「真因」を混同してしまうことです。
問題を正しく認識しても、症状だけを追いかけていては、本当の解決にはつながりません。
次回は、「症状と真因を混同してはいけない」
というテーマで、本質的な問題解決についてさらに掘り下げていきます。