【会社品格編】③なぜ優秀な人ほど辞めるのか

「優秀な人ほど辞めてしまう。」

多くの企業で耳にする言葉です。

私は、能力が高いから辞めるのではないと思っています。

会社に希望を持てなくなったからです。

優秀な人ほど、会社を良くしたい。

お客様にもっと価値を提供したい。

仲間とより良い仕事をしたい。

そんな強い思いを持っています。

だからこそ、課題に気付き、改善提案をします。

自ら行動し、組織を良くしようとします。

しかし、その提案が何度も受け入れられない。

現場の課題を伝えても変わらない。

公平な評価がされない。

そのような状態が続くと、

「ここでは、自分の力を発揮できない。」と感じるようになります。

そして、

改善提案をしなくなります。

言われたことだけをやるようになります。

余計なことは一切やらない。

それでも心の中では、「もっと良くできるのに。」

という思いを持っています。

しかし、その思いを会社に託すことを諦めた時、退職という決断につながります。

優秀な人ほど、

他の会社でも活躍できる実力があります。

だから、新しい環境へ挑戦するという選択肢を持っています。

そして、一人の優秀な人が辞めると、周囲の社員も考え始めます。

「あの人が辞めるなら、この会社は本当に大丈夫だろうか。」

その結果、次の人、さらに次の人と、退職が連鎖していくことがあります。

会社は、

「優秀な人が辞めた。」という結果だけを見がちです。

しかし、本当に考えるべきなのは、「なぜ、その人は辞める決断をしたのか。」ということです。

優秀な人が辞めることが問題なのではありません。

優秀な人が辞めたいと思う組織になってしまったこと。それこそが、本当の問題なのです。

私は、

優秀な人は会社を裏切るのではなく、

最後まで会社を良くしようと努力していると思っています。

その努力が報われず、希望を失った時、初めて新しい道を選びます。

だから、

優秀な人から辞めていく組織は、人材を失っているだけではありません。

会社の未来を失っているのです。

金言>優秀な人から辞める組織は、人材を失っているのではない。未来を失っている。

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