1対1対話を通じて、思考プロセスや考え方を理解することはできます。
しかし、それだけでは本当の意味で人は変わりません。
私は、「理解」と「体感」は別物だと考えています。
人は、言葉で理解しただけでは行動は変わりません。
実際の仕事の中で成功や失敗を経験し、自ら考え、その意味を体感したとき、初めて考え方が変わり、行動が変わります。
そのため私が大切にしたのが、実務を題材とした振り返りです。
品質トラブルや設計・製造で発生した課題など、日々の仕事を題材に、
•なぜ、この問題が起きたのか。
•本来どのように考えるべきだったのか。
•次は何を改善すればよいのか。 このような視点で、一緒に考え続けました。
1対1対話で学んだ思考プロセスを実際の仕事で実践し、その結果を振り返る。
この繰り返しによって、知識だったものが少しずつ実践知へと変わり、自ら課題を見つけ、自ら改善を考え、行動する姿勢が育っていきました。
実際に受講された方々からは、
「仕事に対する考え方が変わった。」
「自分で考えることの大切さを実感した。」
「以前より前向きに仕事へ取り組めるようになった。」
など、多くの感想をいただきました。
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私は、この「体感」こそが、人を成長させる最も大きな力だと考えています。
理解だけでは、人は変わりません。
現場で実践し、振り返り、自ら体感する。
その積み重ねが、一人ひとりの行動を変え、周囲へ良い影響を与え始めます。
次章では、その変化がどのように組織全体へ広がり、改善文化として定着していったのかをご紹介します。
金言>人は理解して変わるのではない。
体感し、納得したとき、本当の行動変化が始まる。