近年、AIの進化により情報収集や資料作成の効率が飛躍的に向上しています。
以前であれば数日かかっていた市場調査や技術調査も、現在ではAIを活用することで短時間で実施できるようになりました。
では、AI時代にコンサルタントは不要になるのでしょうか。
私の考えは「NO」です。
確かに、一般的な情報収集や業界動向の整理はAIが得意とする領域です。
一方で、企業が本当に困っている課題は、一般論だけでは解決できません。
例えば、
・なぜ開発プロジェクトが遅延しているのか・なぜ品質問題が再発するのか・なぜ量産で安定しないのか・どこに本当のボトルネックがあるのか
これらは現場の一次情報を確認しなければ判断できません。
AIは大量の情報を整理できますが、現場の状況、人の動き、組織文化、技術的背景を理解して
優先順位を判断することは容易ではありません。
私はAIを積極的に活用しています。
しかしAIはあくまで手段です。
AIで情報収集や仮説立案を高速化し、最後は現場経験に基づく判断と実行支援によって成果へ結び付けることが重要だと考えています。
AI時代に価値を持つコンサルタントとは、
「情報を持っている人」
ではなく、
「情報を実行へ変換できる人」
だと考えています。
今後もAIを活用しながら、現場に入り、真因を見極め、企業の開発力・品質力・量産力向上に貢献していきたいと思います。